GRAPE
巨峰の甘みたっぷり。秋を感じるクラフトサケ
歴史的にも福岡県にゆかりのある秋の味覚“巨峰”を使用。
巨峰由来の豊かな甘みが特徴で、 少しねかせると微発泡が続く心地よい味わいとなるよう仕上げました。巨峰の甘みが口いっぱいに広がり、芳醇なコクと巨峰の香りが楽しめる一本です。
赤紫色の美しい色合いが、視覚から柔らかな特別感を演出します。
巨峰栽培発祥の地、福岡。
巨峰は静岡県伊豆市で誕生し、その後福岡県久留米市で全国初の栽培に成功したという歴史があり、福岡県に深い関わりを持つフルーツ。
生産地としては山梨県や長野県が有名ですが、福岡は巨峰の生産量全国3位になったこともある、名産地です。
今では一般的な「ぶどう狩り」も、実は福岡県で誕生しました。
福岡で栽培に成功したものの、当時まだ市場で受け入れられなかった巨峰を、消費者に直接知ってもらうため「観光農園ぶどう狩り」という革新的なアイデアを打ち出したことが、日本初の観光農園の始まりと言われています。
巨峰の特徴は糖度の高さ
伊豆の研究所から見えた富士山の「巨大な峰」から名付けられた巨峰は「ぶどうの王様」とも呼ばれています。
糖度が高くて甘みが強く、大粒で、コクのある味わい。
黒々とした果皮と果汁たっぷりの果肉が多くの人に愛されています。
福岡県内でもぶどうの生産量の半数以上を占めるほどの人気品種です。
巨峰のクラフトサケを醸す
今回も昨年同様、福岡県大牟田市「岡村農園」さんに巨峰をご提供いただきました。
露地栽培により日光をたっぷり浴びて甘熟させた巨峰。
ふさから実をとって流水で洗ったら、 巨峰の皮ごと贅沢にミキサーに。 ペースト状になった巨峰をたっぷりともろみに加えて発酵させました。
瓶に詰めてすぐは巨峰の糖度の高さを感じられるような、果肉のしっかりとした甘さに。
昨年よりオリの量を少し調整。 熟成を経ることで、微発泡が続くような設計にしました。
甘さに爽やかさが加わり、月日とともに少し大人な味わいへ育っていくようなお酒になっています。
巨峰のクラフトサケの楽しみ方
熟成を経ることで、微発泡が生まれ、爽やかな刺激が加わり飲み頃に。
巨峰の贅沢な甘みと発泡の絶妙なバランスの心地よさを感じられます。
今すぐ楽しむもよし、少し寝かせて味の変化を堪能するもよし、美しい色合いとともに巨峰の豊かな味わいをお楽しみください。
冷や、ロック、ソーダ割、ぬる燗、洋食やスイーツに合わせてお楽しみください。
料理長オススメのペアリング
《味噌おでん》
□材料
〈出汁〉
・水 100cc
・昆布 10g
・厚削りかつお節 40g
・煮干し 40g
〈味噌つゆ〉
・出汁 660cc
・料理酒 60cc
・みりん 60cc
・醤油 20cc
・白味噌 25g
・八丁味噌(または赤味噌) 25g
・砂糖 大さじ2と1/2
〈具材〉
⭐︎お好みで
・大根
・こんにゃく
・ちくわ
・厚揚げ
・鶏もも肉
・牛すじ肉
・玉子
⭐︎鶏つくね
→⭐︎鶏ももひき肉 200g
⭐︎白葱(みじん切り) 1本
⭐︎生姜(みじん切り) 1かけ
⭐︎長芋(すりおろし) 200g
⭐︎卵黄 2個
□作り方
1.〈出汁〉鍋に水を入れ、昆布、煮干し(頭と腹わたをとる)をいれ、火をつける。沸騰したら火を止めてかつお節を入れ、30分置いてから濾す。
2.〈味噌つゆ〉全ての材料を混ぜ合わせる。
3.〈具材〉鍋に大根と生米10粒と水を入れて沸かし、下茹でする。牛すじはサッと下茹でしてザルにあげ、鍋に米のとぎ汁を張り、30分ほど茹でる。
4.とりつくねの⭐︎の材料をすり鉢でよく練っておく。
5.2の味噌つゆを沸かし、4の鶏つくねを一口大に丸めて落とす。他の具材を加え、中弱火でアクを取りながら炊く。
6.30分ほど経ったら強火にしてお好みの濃さに仕上げて完成。