FIRE
LIBROM×木花之醸造所
木花之醸造所は2020年に誕生した浅草初のクラフトサケ醸造所。
醸造所は浅草駅から徒歩3分という街中に位置し、醸造所にはカフェ&SAKEバルも併設されており、連日地元の方はもちろん、観光客にも大人気です。
そんな東京・浅草のクラフトサケ醸造所「木花之醸造所」さんとのコラボ商品「FIRE」。
昨年の秋に両社で香港に行った際、とあるBARで飲んだカクテル「FIRE」から着想。
フルーツをベースにチリが合わさり、最後にスモークをきかせたカクテル「FIRE」は飲んだ瞬間、「これをクラフトサケで再現できたら面白そう!」と今回の制作に至りました。
木花之醸造所での酒造り
今回の商品は木花之醸造所で仕込みをしました。
米は全量LIBROMが普段使用する食用米「ヒノヒカリ」を送り、ベースとなるお酒もLIBROMのレシピで造りました。
副原料「マンゴー」、「唐辛子」
香港で飲んだカクテル「FIRE」を再現すべく、フルーツとして「マンゴー」を使用しました。
そして唐辛子を一晩漬け込みチリ感を出し、マンゴーの風味に唐辛子の辛味が合わさったこれまでにない新しいクラフトサケの味わいに仕上がりました。
煙と共に消えた3代目醸造長木村さんの苦労
実はもう一つ、カクテル「FIRE」の味を構成するものがありました。
それは「薫香」です。「FIRE」はフルーツベースにチリの辛味、それをまとめるように存在するスモーキーな香り。
この薫香をどう酒に付けるか。木村さんが考えたのが「麹を燻製する」ということでした。
少量ずつ麹を燻製し、長時間の苦労の末に燻製麹が出来ました。
この燻製麹を使用し、酒を仕込むことで薫香が残ることを期待しましたが、見事に消え去ってしまいました。
クラフトサケの新たな可能性
これまでに様々なクラフトサケが世に出てましたが、辛味を表現するクラフトサケはなかったかと思います。
チリ感をクラフトサケに落とし込むことで今回新たなクラフトサケの可能性を見出した。そんな味わいに仕上がっておりますのでぜひお楽しみください。
商品概要
原材料てん米(福岡県産)、米麹(福岡県産)、マンゴー、唐辛子
精米歩合:92%
アルコール:12%
内容量:500ml