【売り切れ】茶醸酒(甘夏と八女茶)
ふわっと心地よい甘夏の香りと八女茶のコクと旨味が織りなす味わい
仕込み水をすべて淹れたてのお茶にかえて、米と麹を日本茶で醸した、新しいLIBROMのクラフトサケ『茶醸酒』。
第三弾となる今回は、仕込み水もとい仕込み茶に福岡県産の八女茶を、副原料に甘夏を使用しました。
発祥600年になる歴史ある福岡県の八女茶は、コクと旨味が特徴で、一度飲むと忘れられない味とも言われています。
出汁のような八女茶の強い旨味はそのままに、やわらかな酸味と爽やかな香りの甘夏が調和したバランスのよい味わい。
まるで甘夏のスイーツのようなふわりと心地よい香りが、至福の時間をもたらします。
日常のひとときに。和菓子やスイーツと一緒に。
ふんわり心地よい香りと八女茶由来のコクと旨味で、味わい深く心和らぐ時間を感じていただけますと幸いです。
発祥600年の伝統ある「八女茶」
今回使用した「八女茶」は、お茶の平均単価が日本一高い高級茶で、今年2023年に発祥600年を迎えます。
今回ご協力いただいた「栗原製茶」さんがあるのは、福岡県南部、八女地方の中でも奥八女と言われる山奥の矢部村。
自然がゆたかで、空気が澄み、水のきれいなところで、昼夜の寒暖の差が大きく、お茶づくりには絶好の土地です。
栽培地が山間部であることから、香り高いのが特徴で、水と空気が美味しい絶好の土地であるため、うま味と渋味のバランスが良いお茶に仕上がっています。
除草剤を一切使わず、近所のおばちゃんたちの力で雑草を取り除くことによって生まれる土は、フカフカのじゅうたんのようなのだとか。
少量生産でこだわって生産される栗原製茶さんの、コクと旨味のお茶"奥八女茶"をふんだんに使用させていただきました。
爽やかな香りで八女茶と調和する甘夏
今回の茶醸酒も、第一弾、第二弾と同じく『茶割』とのコラボ。
今回は、奥八女茶の強い旨味はそのままに、飲んだ後の渋みをマスキングできる素材として"甘夏"をかけ合わせました。
甘夏の強すぎない酸味と、爽やかな香りがマッチし、よりバランスの良いお酒に仕上がっております。
また、香りの出方はこれまでのLIBROMのお酒で1番と言えるほど。
ふんわりしあわせを感じるような心地よい香りをぜひ楽しんでいただきたいです。
茶醸酒のお酒造り
仕込み水をすべて淹れたてのお茶にかえてつくる茶醸酒。
茶葉の開き具合で味が大きく変化するので、お茶を淹れる際の水の量や温度は、とても細かく、神経を使う作業でした。
また茶葉を漬け込む時間やタイミングも入念に確認し、何度も味見を重ねながら行いました。
発酵途中のもろみに、甘夏を入れて、茶葉も投入。
思わずにっこり顔の茶葉の入れ方をしていた杜氏さん。笑
飲んだ方がみんなにっこり笑顔になるようなお酒になっています!
おすすめの飲み方
そのまま冷やで飲むと、甘夏の優しい甘味とすっきりした酸味、香りをしっかり感じられ、八女茶のコクと旨味のある出汁っぽさが感じられます。
40〜50度くらいに温度をあげると八女茶の"お茶感"がより出てきます。
気分に合わせて、お好きな飲み方をお試しいただけますと幸いです。
ペアリングレシピ
《さっぱり香ばしい白身の梅茶漬け》
□材料
・白身60g(今回は鱧を使用)
・梅肉10g
〈調味料〉
・煮切り酒 大さじ1
・濃口しょうゆ 大さじ1
・ぶぶあられ3g
・大葉 1枚
・わさび 適量
〈出汁〉
・鰹昆布だし 300cc
・塩 小さじ1/3
・薄口しょうゆ 15cc
・白米 お好みの量
□作り方
1.白身の皮目を香ばしく炙る。
(バーナーやガスが無ければフライパンを熱して皮目を香ばしく焼く)
2.〈調味料〉と梅肉を合わせる。
3.1を皮目がついているものは冷めてから切る。身だけの場合は軽くほぐす。
(※熱いうちに切ると皮が剥げるので注意)
4.2の梅肉と3の白身を和える。
5.白米の上に4をのせ、上にぶぶあられ、わさび、刻んだ大葉をのせる。
6.〈だし〉の材料を熱して、ご飯が浸かるくらいに注いで完成!
出汁の深みと八女茶由来の旨味をお楽しみくださいおん
商品概要
原材料名:米(福岡県産ヒノヒカリ、米麹、煎茶、甘夏)
精米歩合:92%
アルコール:10%
内容量:500ml