【売り切れ】Akiou(秋王)おりがらみ
福岡のブランド柿「秋王」をふんだんに使用したクラフトサケ
日本酒の醸造過程のモロミに福岡県ブランド柿「秋王」を贅沢に使用し、
自然な甘さと、程よい酸味、ほのかに香る柿の香りが秋を感じさせてくれます。
秋王
福岡には三代果物といわれる果物があり、いちごの「あまおう」
いちじくの「とよみつひめ」、そして柿の「秋王」
福岡県が10年の歳月をかけて世に送り出した柿の王様「秋王(あきおう)」は
育てるのが非常に難しいと言われ、「秋王」と名乗れるのは
福岡県の基準をクリアするもののみで、
糖度は17度以上もあり、種がなく食べやすいのも特徴です。
いのうえ農園さんとの出会い
いのうえ農園さんとの出会いは今年の3月。
LIBROMの近くにあるアジアンマーケットさんからご紹介していただいたのがきっかけでした。
アジアン・マーケット
照明メーカーでもある(株)アジアン・マーケット
小規模メーカーの大変さを体感しているからこそ、地域の生産者や小さな
モノづくりメーカーと共にお互いが両輪となって、一緒に目的地に向かう
活動をしています。
また、若い世代の人材育成として博多女子高校にマーケティング・商品開発
販売活動を通した地域課題の解決を目指す授業を2015年から行なっている。
▼(株)アジアン・マーケットHP
https://www.asianmarket.co.jp/company
いのうえ農園(安心、安全で【土から育てるよかフルーツ】がモットー)
福岡県久留米市田主丸まで車を1時間半走らせ、LIBROMのある福岡市中央区とは
全く異なる自然豊かな地域で美しい耳納連山の麓に位置し、空気も爽快です。
近くには巨瀬川、筑後川が流れ水運も抜群。周辺には酒蔵も多くあるエリアです。
田主丸は福岡でも屈指の美味しいフルーツの里でもあります。
いのうえ農園さんより色々なお話しをお聞きし、秋王を試食させてもらいました。
「こんな柿食べたことがない!」とびっくりするほどの食感と甘さ。
これまでのLIBROMのお酒造りでは比較的、味がしっかりしたフルーツやハーブを
使用していましたが、秋王は甘さが特徴で、この甘さの糖分は発酵過程で
消化されます。香りはそこまで強くはなく穏やかなので、仕上がりは柿の特徴を
しっかり出すことは難しいと正直思いました。
しかし、こんなにも美味しい柿が福岡県産ブランドとしてあったことに驚き、
私達のお酒を通して「秋王」を知らない人にも知ってほしい。と思い
お酒造りに使おう!と決めました。そして、時期を迎えるこのシーズンまで待ち
ようやく実現しました。
いのうえ農園さんは減農薬で秋王を育てている唯一の農家さんです。
代表が10年前に、秋王がこれからブランドとして育つという頃にチャレンジとして
他の農家が100本くらい植えているところを約1000本植えたそうです。
また、いのうえ農園さんは、通常の農家さんの3分の1まで農薬を抑えて「秋王」を育てられています。
減農で育てているため、手作業で防虫対策などすべき点が多く、秋王は全てにおいて
繊細なため、病気や傷、成長を促すための摘蕾や枝切り、さらに除草と、
かなりの労力がかかっているそうです。
▼いのうえ農園
https://www.inoue-nouen.com/akio
福岡県久留米市田主丸町益生田小柳954-1
お酒造り
いのうえ農園さんから頂いた秋王をミキサーにかけ日本酒の製造過程であるモロミに
投入し、発酵させていきました。
柿そのものに香りなどの成分はあまりなく、糖分は発酵中に酵母のエサとなり、
消化されていくため、柿そのものの特徴は控えめですが、
後味に、秋王を食べた後のような、甘味が余韻まで楽しめるような仕上がりとなって
おります。
▼Akiouペアリングレシピ
アボカドのコクが柿の甘味を出すペアリングです!
□材料
干し柿 1個
アボカド 1/2個
クリームチーズ 35g
レモン汁 小さじ1
くるみ 4つ(軽く砕く)
酒粕 大さじ1
ブラックペッパー 少々
□作り方
1.干し柿とアボカドを1センチのサイコロ状に切る。
2.クリームチーズを10秒レンジで温める。
3.1と2を、干し柿が崩れないように優しく混ぜ合わせ、レモン汁、酒粕、くるみを入れて和え、ブラックペッパーを振る。
▼Akiou商品概要
原材料名:米(福岡県産ヒノヒカリ)、米麹、秋王
精米歩合:92%(掛米)、68%(麹米)
アルコール:12度
内容量:500ml