【売り切れ】大和橘(KIKKAGINコラボ)
KIKKAGINコラボ!大和橘のクラフトサケ
今回は異業酒としてはLIBROM初の「KIKKAGIN」さんとのコラボ酒。
KIKKAGINさんがジンの原料のひとつとして使われている『大和橘』。そのジンの製造には使用されていない“果実”の部分を使用してLIBROMのお酒をつくりました。
アロマのような果実の心地よい香りに、しっかりと感じる酸味、爽やかでビターな味わいの余韻を楽しめます。
歴史ある希少な柑橘類『大和橘』
大和橘(やまとたちばな)は、日本固有の柑橘類で、古代から伝わる非常に希少な植物。
主に奈良県を中心に自生し、2021年の500円硬貨にもデザインされています。
現在は栽培が難しく数が減少しており、準絶滅危惧種に。保護活動が行われていますが、現在ではほとんど市場に出回っていないため、非常に貴重な果実です。
食用にされないため大和橘を栽培されている農家はほぼなく、KIKKAGINさんは地域貢献事業として栽培されている会社からもらってお酒を作られているそうです。
"クラフト"なお酒造りの共通点
同じ“クラフト”のお酒造りをしている KIKKAGINさんとLIBROM。
お酒造りの話を聞いていると、副原料の加工の地道さや、地元産へのこだわり、自由なお酒造りの楽しさなど、共感するところは数知れず。
とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
ちなみに、大和橘の加工の際は、2ヶ月間ほぼお一人でずっと皮を剥かれているのだそうです。
香りが心地いいから苦にならないと語られていましたが、手間ひまを惜しまない姿勢は、美味しいお酒造りにかかせないですね。
大和橘のお酒造り
大和橘は酸味が強く、ビターな味わいのため、 副原料を加工する際は種を潰さないように気を配り、搾りの際もかける圧を最小限にして搾りました。
通常の柑橘類と比べて、酸味と渋みが強く、特有の心地よい香りをもつ大和橘。
これを酒造りに取り入れることで、爽やかさと深みのある風味に。
食中酒として魚介類や軽い前菜、和食とのペアリングや、お酒単体としても楽しんでいただける味わいになりました。
ぜひ多くの方に貴重な大和橘のクラフトサケを楽しんでいただけますと幸いです。